2010年11月10日

トリトンの一日 4

toriton 14.jpgずいぶん横道にそれちゃいました。私一人で回想にふけってちゃいけませんね。
当時のことは、またいずれ書かせていただくことにして、時間を今に戻さないと
「いつになったら散歩に出かけるんだよ」
というトリトンの声が聞えてきそうです。
トリトンにハーネスを装着し、私も靴を履いて外に出ます。
朝晩はかなり冷え込んできました。でも、この時間帯の空気が最も澄んでいて気持がいいんですよね。
「さて、今日はどのコースを歩こうか」
トリトンと一緒に歩き始めてからたくさんの道を覚えました。不思議ですよね。見えている頃よりも道に詳しくなるなんて。
ユーザーは、これから行く場所までの地図を頭の中に描き、その都度アイメイトに指示を出しながら、二人で力を合わせて目的地を目指します。これがアイメイト歩行の基本となります。
目的地までの道中、何事もなくスムーズにいくとは限りません。
ユーザーが指示を間違えたり、アイメイトが指示に従わなかったり、時と場合によって様々です。
私も道に迷うことがよくあります。そんな時は少し焦りますが、人に道を聞いたり、二人で苦労して自分で確認できる場所に出た時は、もう最高の喜びです。
トリトンが横にいつもいてくれるので、とにかく心細くないんですよ。
私達は話をしながら歩きます。
その合間に指示を出したり、叱ったり、賞めたり、叱ったり、賞めたり、賞めたり…
だから、家を出て家に帰るまで、ずーっと言葉をかけっぱなしといっても過言ではありません。
新しい道を覚える時は、はじめのうち私の奥さんに後ろからついてきてもらって、周囲の状況や曲がり角、点在しているお店などを教えてもらいます。
私の少ない頭の中に大体の情報が入れば、次からはトリトンと二人だけで歩いてみます。
はじめは、お互いにぎこちない新しいコースも、数回繰り返すことで、それは馴染みのコースへと変化していくのです。
この日は、霞川という川沿いを歩く自然豊かなコースを選ぶことにしました。
「行ってきまーす!」
                              つづく
posted by ドスコイノブ at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | トリトンとの日々