2010年11月22日

ウェイト

toriton 28.JPG次に”ウェイト”です。「待て」という意味になります。
”スィット”から”ウェイト”、”ダウン”から”ウェイト”、待たせる時間の長短によって使い分けています。
これは、かなり頻繁に用いる指示で、特にアイメイトは外出することが多くなり、前回にも述べたように電車、バス、タクシー、レストラン等々、足下に伏せて待ってもらう機会にとても役立ちます。
おとなしく待っていたなら「ウェイト グッド」で賞めてあげます。
犬は一連の動作を覚えるのではなく、一つ一つの動作の組み合わせにより行動しています。少しわかりづらいかもしれませんね。
例えば、電車に乗って椅子に腰掛けるまでを想定してみることにしましょう。
1.「ゴー コーナー」ホーム上の黄色い線を探してもらいます。
2.「コーナー グッド」黄色い線のところで止まったことを賞めてあげます。
3.「ゴー ライトドア」電車が入線し停車したので右のドアを探すように指示を出します。なぜ右のドアなのかは後日紹介させていただきます。
4.「ドア グッド」開いたドアの手前で止まりました。ユーザーは右足を前後に滑らせ乗車口を確認します。確認できたら賞めてあげます。
5.「ゴー」車内に乗り込むよう指示します。
6.「ゴー グッド」乗り込んだことを賞めてあげます。
7.「ゴー チェアー」空いている席を探すよう指示します。
8.「チェアー グッド」無事、空席を見つけて空いている席に顎を乗せたアイメイトを賞めてあげます。
9.「はいって」椅子に腰を下ろしたユーザーの足の内側に入り伏せるように指示を出します。
10.「はいって グッド」上手に足下に収まってくれたアイメイトを賞めてあげます。
11.「ウェイト」目的の駅が近づくまで待ってもらいます。
どうですか?
たったこれだけの動作をするために、ユーザーとアイメイトの間にたくさんの会話が
交わされていることに少し驚かれたのではないでしょうか。
このような二人の共同作業を繰り返すことで、少しずつ目的に向かって進んでいくことがアイメイト歩行なのです。
posted by ドスコイノブ at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | トリトンとの日々