2011年01月14日

スピードコントロール 前編

toriton 94.JPG皆さん、こんにちは!
本日からスイッチを通常モードに「カチリ」と切り替え、アイメイトのお仕事の続きのご紹介です。
今回は、アイメイトの歩く速さについてお話しさせていただきます。
ユーザーの指示により、歩くスピードを変化させることが可能です。
皆さんも外を歩く時、その日その時、自らが置かれている状態によって意識的に、または、無意識のうちに歩くスピードを調節していると思います。
色々なケースが考えられますね。
早足で歩く時はどのような場合でしょう?
彼氏とのデート:「あっ、もうこんな時間!待ち合わせの時間に遅れちゃう!」
朝のウォーキング、自分よりも年配のおじさんに追い抜かれた時:「なにっ!負けてなるものか!」
尿意をもよおした時:「早く家に戻らなきゃ、あっ、漏れちゃう!」
逆に、のんびり歩く時は、どのような場合が考えられるでしょうか?
満開の桜並木:「まぁ、綺麗!もうすっかり春なのねえ!」
連休明けの登校:「行きたくないなあ、宿題もやってないし」
便意がピークを迎えた時:「やばい!落ち着け!大股で歩いたら出ちゃう!」
極端な例えばかりで、まったく参考にならず大変申し訳ありませんが、人は目的に応じて歩くスピードを変化させていることをお伝えしたかっただけなので、そんなに怒らないで続きを読んでいただきたいと思います(^∧^)、オ、ネ、ガ、イ。
現在のスピードよりも速く歩きたい時には”ハップアップ”、逆にゆっくり歩きたい時は”イージー”という指示語を用います。
毎日一緒に外出しますから、二人にとって基本となる”歩く速さ”というものが、ある程度確立されてきますが、だからと言って、いつも同じということではありません。
私とトリトンの歩くスピード、自分では速い方だと思っています。
比較する対象がないので、どれくらいと言葉で説明するのは難しいのですが、普通に歩いていて、後ろからの歩行者に抜かれることはほとんどありませんし、歩くことで風を切る気持ちよさも味わえます。
曲がり角や段差で何度も停止するので、先ほど抜いた人に追いつかれるというケースは以外に多く、こんな些細なことから「また会いましたね」などと会話の切っ掛けになることもあります。
河川敷のサイクリングロード、車の進入が禁止されているので、ランニングで汗を流す人、ウォーキングを楽しむ人、犬と散歩をする人など実に健康的な空気に包まれています。
私も好んでこの道をトリトンと一緒に歩きますが、ここではさすがに抜かれることがしばしばです。
不思議なもので、抜かれるとなぜか追い越したくなる、この感情はどこからくるものなのでしょうね。思わず
「ハップアップ!」と指示を出す私がいます。
その瞬間、力強いハンドルの引きを感じ、トリトンがスピードを上げました。
「ハップアップ グーッド!」私もストライドを広げ彼の動きについていきます。
前を歩く足音がどんどん近づいてきます。早くも射程距離に目標とする靴音を捕らえました。。
それに引き続き、トリトンは少し右に寄って併走し、一気に宿命のライバルを抜き去りました。
」よしっ、よくやった、いいぞトリトン!」
おもいっきりの日本語で彼を賛美します。
トリトンも私の日本語を大分覚えてくれたとみえて、尻尾を大きく振って返事を返してくれます。
いつの間にかライバルにされてしまったウォーキングを楽しむ誰かさんには申し訳ありませんが、アイメイトと歩けば、白杖では味わうことの叶わなかった”歩く楽しさ””風を切る爽快感”を手に入れることができるのです。
そしてこんな時、私は見えていないということをすっかり忘れている自分を発見し、驚嘆し、感激し、体中から熱いものが溢れてくるのを感じます。
                              つづく
posted by ドスコイノブ at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | トリトンとの日々