2011年01月30日

マナー “アイメイトを美しく” 1”

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アイメイト使用者としての周囲へ向けてのマナーについて、今回から私なりに注意し遂行している事柄を具体的にご紹介させていただきます。
私が考える使用者としての“マナー”は、基本的に周囲へ向けての気遣いと心配りであり、これらを遂行することによりフィードバックという形で周囲からの盲導犬、そして使用者自身に対する理解を得られ、社会におけるノーマライゼーションの第一歩として寄与できるのではという思いも含まれています。
協会で訓練を受けていた際に学んだこと、これらはすべてのアイメイト使用者が実際の社会生活に参加する上で欠かしてはならない最低限のマナーだと感じています。
このブログ内で、どのようにわかりやすく書いていけばいいのだろうと、私の少ない頭で考えているのですが、なかなかいいアイディアが浮かんできません。
うーん、そうですねえ、まず、アイメイトの衛生面と健康管理について一つずつ掲げていこうかなあと思いますがいかがでしょうか?
以前の記事と重複するところが随所に現われますが、まあ、復習と言うことでご勘弁願えれば幸いです。
まず、アイメイトの衛生面についてお話しを進めさせていただきます。
常にアイメイトを清潔に保つこと、これは何が何でも守らなければならない最重要課題です。
では、具体的にどのようなことに気をつけアイメイトを清潔に保てばいいのでしょうか。
【ブラッシング】
第一にあげられるのがアイメイトにブラシをかけることです。
基本的に毎日行い、1年に訪れる換毛期には、なお一層丁寧に行なう必要があります。
ブラシをかけることによって、外出時の抜け毛を最低限に抑え、同時に犬特有の匂いも抑制することが十分期待できます。
飲食店や交通機関などを利用する際、抜け毛や匂いを抑えることで、アイメイトや盲導犬に対して良い印象を残すことができますし、次に同じ場所を利用する違う使用者が快く受け入れてもらう助けになることは想像に難くありません。
私が使用しているブラシは、ゴムブラシ、毛ブラシ、ファーミネーターの3種類です。
まずはゴムブラシの登場です。高さ20センチほどの台に前足だけ乗ってもらい、毛並みとは逆の方向に向けて、ちょうど背中をかいてあげるように少し強めの力を加えて行ないます。
犬は自分の後ろ足を使って体を小刻みにかくことがあります。どれくらいの強さを加えているのかと、その部分に手をもっていくことがありますが、想像以上に強いことに気がつきます。
トリトンもゴムブラシをかけてもらっている時はなんとも言えない気持ちよさにうっとりしているのが私にもわかります。
背中をブラシしている時、自分でかいているかのように後ろ足で空中をかいている仕草は、なんとも微笑ましい光景です。
次にファーミネーター、これは、無駄なアンダーコートの除去に威力を発揮する優れものです。
形はT字で、長い方の柄を握り、ちょうどバリカンのような刃の部分を毛並みに沿って優しくスライドさせます。
ゴムブラシのように強い力を加えるのは禁物、デリケートな肌を傷つけてしまわないよう十分気をつけながら行ないます。
時期によって違いますが、面白いくらいフワフワのアンダーコートがたくさん抜けます。
次にお湯でしぼったタオルで全身を拭いてあげます。ちなみに、私は顔、体、肉球用に3枚のタオルを使用しています。
最後に毛ブラシをつかって毛並みを整えて終了です。
ここまでで45分前後、犬も新陳代謝が盛んだということがブラシを終えた床を触れば一目瞭然、手のひらで集めた毛のなんと多いこと、その中には垢もたくさん混じっています。
このように、毎日きちんとブラシをかけていれば、匂いはほとんど気になりませんし、抜け毛を抑えることも十分可能です。
外出時、他人の洋服に毛がついてしまう、カーペットなどの床を毛だらけにする、犬アレルギーの人に迷惑をかけてしまうなどの防止策としてブラッシングは欠かすことのできないマナーの基本です。
posted by ドスコイノブ at 09:00| Comment(2) | TrackBack(0) | トリトンとの日々