2011年02月07日

マナー “アイメイトを美しく” 5


今回の記事、アイメイトの衛生面とは直接関係するものではありませんが、前回までの抜け毛予防の流れを受けての内容となります。
【ブルブル】
“シャンプー”の記事中に少し登場してきたこの“ブルブル”の動作、抜け毛予防と言うよりも毛の飛散防止と表現した方が的を射ているかもしれません。
どちらかと言うと、ラブラドールのように耳が垂れている犬に多い行動なのかなと個人的に感じているのですが、首を左右に大きく数回振る動作をしばしば行ないます。しかもものすごいスピードで、ひどい時には全身をくねらせるように。
この動作、私達は“ブルブル”と呼んでいます。どのような場合に“ブルブル”するのでしょうか。
特にシャンプーや雨に濡れた時など、水分を外に発散させる目的で頻繁に行ないます。
その他にも、少し長い時間伏せた状態から解放された時に、または、外耳炎など耳に病変が存在している場合などに“ブルブル”するケースが多いように感じます。
飲食店、電車内など人が多く集まる場所でこの“ブルブル”が炸裂すると、いくら洋服を着ていても細かな毛が広い範囲に飛散してしまい周りの人に迷惑をかけてしまう恐れがあります。
しかも、このような場所を利用する際は伏せて待ってもらうことが多いため、その姿勢から解放されるとどうしてもやりたくなるようです。
これを防止するために少しの間トリトンには“ブルブル”攻撃を延期してもらっています。
“ブルブル”防止、その方法は使用者それぞれによって違いはあると思いますが、ほとんどの方は周囲の人々に気を配りなんらかのコマンドで自らのパートナーをコントロールしていると思います。
私とトリトンとの間での命令コマンドは
「ノーブル」です。
ここでは、レストランで食事をした場合を例にとってお話しします。
テーブル上にはたくさんのおいしそうな料理が並んでいます。
テーブルの下ではトリトンがおとなしくダウンの姿勢で待っています。
次々に運ばれてくる料理は瞬く間に私のお腹の中に順序よく修まっていきます。
席に落ち着いてから約1時間が経過しました。お腹はいっぱい、もうなにも食べられません。食後のコーヒーも飲み終わり、そろそろ帰ろうかということになりました。
支払い伝票を連れに無理矢理押しつけ、
「ごちそうさまぁ!」と元気な声で感謝の気持ちを表します。
そして、足下に伏せて待ってくれていたトリトンに声をかけました。
「トリトン、帰るよ!」
彼はおもむろに立ち上がり、軽く尻尾を振りながら私の横に並びます。本当ならここでおもいっきり“ブルブル”したいはずですが、少し我慢してねという気持ちをこめて
「ノーブル」と指示を出しました。
会計を済ませている連れの後ろを私達はさりげなく通過しドアを目指します。
「ありがとうございましたぁ!」という美しい女性スタッフの声に見送られながら、お店の外に出たところで、
「ブルブル OK!」とトリトンに声をかけます。
待ってましたとばかりにかれは気持ちよさそうに
『ブルブルブルブルブルブルブル〜』
“ブルブル”を我慢したこと、「ブルブル OK」の指示に瞬時に従ってくれたことがパパは本当に嬉しいよという気持ちをこめて
「ブルブル グーッド!」で大きく賞めてあげます。
ここでやられると困るなという場所を利用する際にとても重宝しているこの“ブルブル防止策”ですが、最初から上手にできたわけではありません。
私の要求がどういうことなのかがトリトンの心に伝わるまで、そして、実際に行動に移せるまで何度も失敗を重ねながら練習しました。
初めの頃はわが家で、続いて仕事場で、そして実際に飲食店や電車内へと徐々に範囲を広げていきました。
“ブルブル”に限らず、こうして欲しい、こうすればいいのか、お互いの気持ちが通じ合った時の瞬間は本当に感動です。まさに、種別の壁を乗り越えて会話を交わしているような実感を抱くなんとも言えない一瞬です。
これで“ブルブル”についてのお話しはおしまいです。
posted by ドスコイノブ at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | トリトンとの日々