2011年05月01日

訓練日誌 14日目


皆さん、お変わりありませんか?
今日から5月、“風薫る”と表現されるように一年の中でも最も過ごしやすく、グッドな陽気に恵まれる日々がしばらく続きます。
ここは一つ、そんな風の薫りを味わうべく、皆さんもお宅の周囲を散策されてみてはいかがでしょうか。
さあ、それでは訓練の続きの様子をどうぞ。
昨日までのBコースとはひとまずお別れ、本日から4日間にわたるCコースの歩行指導が始まりました。
このコース、日記の中にも書かれていると思いますが、かなり手ごわそうです。
今までの二つのコースと大きく異なる点が三つほどあります。
その一つ目、今までは必ず歩道上を歩いていましたが、今回のCコース、人車道の区別がない道の歩行が加わります。
それは、交通量の多いバス通りであり、逆に、閑静な住宅街の道であり、私達の耳に送り込まれる情報は多岐に渡ります。
空気の流れや体に感じる圧迫感などを上手に駆使しながらの歩行が必要となってきます。
二つ目、人車道の区別がない道ということで、いつでも左側にアイメイトを寄せて歩くことが重要になります。
A、B、両コースト異なる点の三つ目、段差のないコーナーがたくさん登場します。
今までは、歩道から車道に下りる時、車道から歩道に上がる時、必ず足先で段差を感じることが可能で、確実にコーナーの数を認識することができました。
今回のCコースでは、そのように足で確認できるコーナーがないところがたくさん出てきます。
曲がり角であることが空気の流れによって認識できる場合もありますが、それができないことの方が多いと言っていいでしょう。
ここで重要になるのが、アイメイト自身によるコーナーの判断、そして、その判断に対するユーザーの対応です。
簡単に言ってしまえば、どれだけアイメイトを信じて歩けるかどうか、停止した場所がコーナーであればもちろん、もしも違ったとしても私達ユーザーは、
「コーナー グッド!(そうか、ここがコーナーなんだね、よく止まってくれたね、ありがとう!偉いぞ)」
と心から賞めてあげることができるかどうかにあります。
それでは、いつものように下記にCコースの概要をご紹介します。
出発地点まではアイメイト協会の車で移動します。
車から降り、その進行方向に向かって歩き出しますが、人車道の区別のない道です。
1本目を左、1本、2本目を右に曲がり直進します。
1本目のバス通りを左に曲がり、1本、2本目がS街道になるのでそれを横断します。
そこから6本目、つまり、左折してからは合計で8本目でF街道に出ます。
F街道は横断せずに左に曲がり歩道上を直進します。
1本目の段差のあるダウンコーナーを左に曲がり、人車道の区別がない住宅街の道を直進します。
1本、2本、3本、4本、5本のコーナーを過ぎ、6本目のS街道のコーナーにつけてから右折、
1本目の信号のある交差点を渡り直進し、1本目を少し過ぎた右側の協会に戻ります。
以上です。
では、いつものように日記を掲載し本日は失礼します。
【4月25日(金) くもりのち晴れ
朝を迎えている。天気がどうなのかわからないが、雨は降っていないようだ。
今日から新しいコースのスタートである。4日間をかけて地図を頭の中に入れ、手がかり、耳がかりを見つけてうまく通り過ぎ、次のコースに到達したい。
今日の練習は順番が最後なので10時くらいのスタートになるだろう。
午前の練習を終えてトリトンに水をやり、食堂でMさんに煎れてもらったお茶を飲みながら、たばこを2本吸ってきた。
今回初めて車にトリトンと乗車したが、その注意点を下記に記す。
まず、車に乗る際はドアを探させて開ける。
座席の位置と車の屋根の部分を確認してから、犬を「スィット」「ウェイト」で待たせ、まず人が先に乗り込み座る。
右手にリードの先端、左手はナス管の部分を持ってもう一度「ウェイト」を命じ、その後、「カム」の指示で車内に呼び寄せ「ダウン」させる。
この時大切なことは、ゆったりした気持で「カム」と声をかけ、同時に足もとに視符を出すことで、慌てているような言い方は、犬の動きを雑なものにしてしまい、タクシーなどでは、運転手の方をめがけて行ってしまったりすることもあるそうだ。
降りる時は、リードを右手に持ちながら自分が先に降りる。その後、「カム」と呼んで座らせる。
今回のコースの最大のテーマは、左に寄せながら歩くことが重要と言う点にある。
F街道の車の流れを右側に聞きながら1本目のコーナーまでかなり長い直線を歩くことになる。
この道を利用して、スピードのコントロールを犬に命じて練習するとよい。
「ハップアップ」の指示に応じたならば、「ハップアップ、グッド」で賞めるが、「イージー」の際には「グッド」を使用しないこと。
「グッド」という言葉は犬の精神状態を高めることになるので、気持の中でほめてやればよいとのこと。
「イージー」を命じる際には、ハーネスのハンドルを後ろに平行に少しきつく引くようにする。言葉は柔らかめに行動はきつめということだ。
歩いた感想だが、やはり、バス通りを歩く際の恐怖感である。
トリトンが停止するところが必ずしもコーナーとは限らないので、カウントの誤りが出てくるかもしれないが、F街道、S街道の車の流れが大きな手がかりとなるだろう。
今日は天候にも恵まれ、気温も丁度良い中での歩行、気分的には爽快であった。
これから昼食、午後の練習へと移っていく。
なるべく早く、このコースのポイントや注意点を頭に入れ、気持に余裕を持たせながら歩いていきたい。
昼食後、犬のコートの採寸にボランティアの人が来てくれた。
トリトンの体長や体高を測定し、生地の色や柄などを説明してもらいながら注文を済ませた。
レインコートは紺のチェック、ダスターコートがえんじの無地、青の柄物を各1枚ずつ依頼した。
卒業までにはレインコートが出来上がってくると言うことである。
午後の練習を終え、トリトンの食事があり、排泄、たばこと流れるような時間が過ぎていった。
今夜は、ミーティングは休みで、音楽の勉強の時間があると言う。
ボランティアの人が訪れるということで、生徒達に音楽を楽しんでもらいたいという趣旨からのものである。
夕食を終えて音楽を楽しむ会に出向いた。
音楽を楽しむ集いでは、80歳を超えるご主人とその奥さんが訪れ、一人一人にキーボードの手ほどきなどをしてくれた。
さあ、これからトリトンのワンツー、しかし、ここで奇妙なことが起こった。
運動場で「ワンツー」を無事に済ませたまではよかったが、その帰り、急にトリトンは立ち止まり動かなくなってしまった。
チョークをしても効果なし、その直後、いきなり、俺の前から後ろの方に飛び退くような行動に出た。その後も前方を何かがいるように怯えてなかなか前へ進もうとしてくれない。
指導員のSさんは、何かに怯えているようだが、何もないと教えてくれ、少しずつトリトンを前方に何とか進めることができた。
その後は普段と何ら変わるような行動は見せなかったが、動物にしかわからないような異変を感じていたのだろうか?
居室に戻ってしばらくの間、トリトンと遊んで気持を和らげる努力をしたが効果はあったのだろうか?とにかく、今夜もゆっくり眠ってもらいたい。】
posted by ドスコイノブ at 09:00| Comment(2) | TrackBack(0) | トリトンとの日々