2011年05月02日

訓練日誌 15日目、16日目


どうも、皆さん、こんにちは。
今回も日記をもとに二日分の訓練の様子をご紹介します。
とは言え、訓練16日目は日曜日ということで歩行指導はお休みです。
ところが、この休日、私達にとってはなかなか勉強になることが多く、今回の休日で得たことは、トリトンと生活を始めてから3年を迎える現在でも大変役立っています。
では、日記をどうぞ!
【4月26日(土) くもりのち時々雨
今週の歩行訓練も今日が最後、明日は久しぶりの休みとなる。
昨日から始まったCコースは、歩きにくいところも多々あるが、静かな住宅街も歩けるので、後半は、以外に気持ちいい。道を間違えるかどうかは別として。
今朝は、少し腹の具合を悪くしているので正露丸の世話になっている。
洗濯物を機械に叩き込んできた。午前中の練習が終わったら乾燥機にぶち込むことにしよう。
午前中の練習から帰り、トリトンに水をやり、乾燥機に洗濯物を放り込んできたところだ。
今回の練習では、協会のスタッフとトリトンが大活躍をしてくれた。
協会スタッフが運転する車が急ブレーキをかけながらトリトンの前で止まるというもので、それに対して彼が適切な行動を瞬時にできるか、同時に、ユーザーが犬の動きに逆らわずについていけるかをみるものであり、これは、双方命がけの練習である。
トリトンの動きに自分がきっちり着いていかなければならず、せっかくトリトンが上手に停止したり、後ずさりしても俺が前に出すぎたり、あわててハンドルを離してしまったのでは意味がなく、怪我の原因にもなりかねない。
予め知らされていた練習ではなく、抜き打ち的なものであり、ポーカーフェイスでその場をやり過ごした俺だが、本音は冷や汗ダラダラ、足はガクガクものだった。
協会スタッフだって、ちょっとした運転ミスが事故につながるので、俺と同じように寿命が縮む思いをしているのではなかろうか。
いつでも緊張感をもち、どんな時でもどんな状態でも落ち着いて対応できるよう、ある程度何かが起きる想定で歩く必要性があることを十分学んだ。
午後の訓練を終えて無事に帰ってきた。
雨が降っており、しかも、気温も低めで少し寒かった。
しばらく居室で休んだ後たばこを吸いに食堂に行くと、思いがけない場面に遭遇することができた。
飼育奉仕者の家族がみえており、3月半ばから訓練に入ったという牡のEと言う犬に面会に来ていたのだ。
協会スタッフが連れてきたEと久しぶりに対面した家族は、感激し、、カメラで写したり、体に触れたりして懐かしさを噛みしめていた。
そして、
「立派なアイメイトになって盲人の役に立ってくれよ」と願う言葉をEに向けていた。
Eも久しぶりの対面に声を出しながら興奮し、体を動かしながら喜んでいる様子が見えない俺にもガンガン伝わってきた。
トリトンにも同じように約1年間飼育奉仕をしてくれた家族がいることを改めて実感し、感謝の気持ちと共に、アイメイトとして自分と働く姿を是非見てもらいたいと思った。
午後の練習に出る前の基礎訓練、本日は「ステイ」の重要性について教えてもらった。
はじめのうちは、トリトンの慣れたところ、例えば、ハウスで訓練するが、「ステイ」の時間を少しずつ長くし、主人が戻った時も同じ「ダウン」の姿勢をとらせるようにしていく。
慣れてきたら、どこでも同じようにできるよう訓練をしていかねばならない。
これは、生活の中でかなり高い頻度で使っていくことになり、また、非常に役に立つことでもあるため、家に帰ってからも継続して訓練していきたい。
せっかくいただいた優秀なアイメイト、能力を更に高め、どこに出しても恥ずかしくない、そして、欠かすことのできない大切なパートナーにすることが、トリトンに関わった様々な人々に対する報いではなかろうか。
これからトリトンの食事になる。
今日もいい仕事をしてくれた。興奮しやすく、誰にでも愛想を振りまくトリトンだが、アイメイトとしての能力はかなり高いと感じている。
俺をどこにもぶつけず、慎重に誘導する姿には何とも言えない「ありがとう!」の気持があふれてくる。
風呂に入ってきた。
夕食とミーティング、ワンツーを残して今週も無事に終わる。
来週はCコースとDコースの試験があり、再来週は電車やバスに乗る練習などをする、と思う。
そして、銀座の卒業試験、翌日の幻の試験と続いていくのだろう。
来週の1週間がこの訓練の山場ではなかろうか。健康を害することなく、元気で歩き続けていきたい。
8時からのミーティングではCコースを歩く上での注意点などが話され、他に、アイメイトの歯磨きの仕方を実際に行ないながら教わった。
歯石が蓄積されないよう、毎日行なうことが重要だ。
明日の日曜日、担当指導員のSさんは久しぶりの休みとのことだ。
久しぶりに家に帰り、未来の旦那様と楽しくのんびり貴重な休日を過ごしてもらいたい。
Sさんの代わりを務めてくれるのが、歩行指導員の中で最も厳しいと言われているSHさんとインターンのRさん、この二人が自分たちの面倒を見てくれるということだ。
M子は1時頃面会に来てくれるだろう。もちろん、トリトンに会いに。】
【4月27日(日) くもり
今日は訓練が休み、担当指導員のSさんも朝の犬のワンツーを終えて長い長い勤務時間がやっと終わったようである。
訓練生と共に泊まり込みの指導だけに本当に大変な仕事であると尚更ながら実感する。
Sさんの代りとして、指導員のSHさんという男性、Rさんというインターンの女性が我々の面倒を見てくれる。
本日はアイメイトの後援会の集まりがあり、午後の2時半過ぎまで2階の食堂は使用できない。
その代わりとして、たばこを吸ったり、食事をしたりする部屋は、この協会に初めて訪れた時に案内された1階の会議室ということで、階段を下りきったすぐ右側の部屋である。
朝食後、ブラッシング、ワンツー、そして居室内に掃除機をかけた。
10時半頃、アイメイト同窓会の元気な女性が様々なアイメイトグッズを紹介しに来てくれた。
昼食後、たばこを吸っていたら、本日の担当のSHさんと話をする機会があり、犬のこと、訓練に関することなど様々な話を聞くことができた。
居室に戻ると、すでにM子が来ており、それから3時半過ぎまでトリトンと戯れる時間を過ごした。
M子の膝の上で体を預けて眠るトリトンを愛おしく感じていたに違いないし、今後、トリトンは、多くの人達の人気者になることは想像に難くない。
M子を下まで送って居室に帰ってきたところだ。
もうすぐトリトンの食事の時間、そして、ワンツーという流れだ。
しかし、SHさんの教えは実に厳しい。
犬にかなり厳しいところまで要求し、それをやらせるところは、Sさん以上である。
歩行指導員によって、教え方に若干違いはあるが、皆、きっちり犬に仕事をさせるためのもので、これらは全て一緒に歩行するユーザーにとっては必要不可欠なことなのだろう。
さて、これからは、風呂に入って夕食の時間を迎え、最後にトリトンのワンツータイム、就寝という流れで夜はふけていく
夕食の席でSHさんが、ユーザーとの生活が2週間を過ぎた現在の犬の心理や状態などについて話をしてくれたが、その一つ一つが頷けることばかりで、同席していた訓練生も納得の表情を浮かべていた。
今頃の時期は今までの指導員からユーザーに犬の気持が変わりつつある時期なので、ユーザー自身、指導員に劣らぬ態度と行動で命令し、それに従わない場合は適切に対応し、服従させていくことにより、今後の生活でも犬をコントロールしやすくなるということだ。。】
posted by ドスコイノブ at 09:00| Comment(2) | TrackBack(0) | トリトンとの日々