2010年11月20日

スィット

toriton 26.JPGアイメイトになるためには基礎訓練、誘導訓練、歩行指導員がアイマスクをしての仕上げとテスト、という大きく三つの流れに分けられると書きました。
その厳しい訓練で学んだすべてのことをアイメイトは日々繰り返し実行し、視覚障害者と安全に外出しています。
出かける前に基礎訓練をすることで、ユーザーに対する服従心を確認することができますし、これから仕事だということをアイメイトに認識させる、つまり、仕事モードに切り替えることができます。
具体的にはすぃっと、ダウン、ウェイト、カム、フェッチなどの動作の復習で、ちゃんと自分のいうことを素早く聞き、行動に移せるかを確認する作業です。
色々なバリエーションで試し、いつも同じような流れにならないように注意しながら行います。
アイメイトは非常に頭のいい犬ですから、同じパターンを繰り返せば、今度は何を言われるかを予測しユーザーの先回りをしたりすることがあるので、その日その日で基礎訓練に変化を与える必要があります。
基礎訓練を行う時は、ハーネスをつけてもつけなくてもかまいません。実際は、外出前に行うことが多いのでつけていることが多いかもしれません。
リードを長くした状態で行い、ハーネスのハンドルに手をかけることは絶対にありません。
ハーネスのハンドルを握るということは、あくまでも、アイメイトに誘導を促す手段であり、犬が発する信号を受け止め、その動きについていくための行為であり、基礎訓練とは目的がまったく違うという理由からです。
それでは基礎訓練に用いる動作を一つずつご紹介していきましょう。
まずは”スィット”です。
「すわれ」「おすわり」のことで、犬を飼っている方のほとんどは一番最初に教える仕付の一つですね。
「スィット!」の指示に即座に反応した場合は
スィット、グッド!」で賞めてあげます。
この体勢は日常アイメイトと外出する際によく用いる動作です。
エレベーターの中、少し込んでいる電車の中、切符を買ったり、会計を済ませる間のちょっとした時間に応用しています。
トリトンは、スィットの体勢はあまり得意ではありません。はじめはピッとかっこよく座りますが、前足が徐々に滑ってきて形がくずれて、終いには伏せの格好になることもあります。
でも、ご飯を食べる前は、あれっ、できるじゃないの、というくらい見違えるほど素晴らしいスィットを披露してくれます。
posted by ドスコイノブ at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | トリトンとの日々
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