2011年04月21日

訓練日誌 2日目

toriton 118.JPG
皆さん、こんにちは。
スギ花粉は峠を越えたという報道を耳にしますが、未だに鼻水、くしゃみに悩まされるドスコイノブ、皆様がお住まいの地域はいかがですか?
さて、早速ですが訓練日誌の2日目を紹介させていただきます。
これから卒業までの毎日、起床時間は6時半、その後、犬を“ワンツー”に出すため1階の運動場に出しますが、この時点では相棒となるアイメイト候補犬は存在していません。
4月13日の日曜日、くもり一時雨で気温が低かったと日記に記されています。
7時の朝食に間に合うように洗面などの身支度を済ませ、指導員のSさんのノックの音を待ちます。
いやあ、まいったことに前夜はほとんど眠れませんでした。
どんな場所でも熟睡できるので、その原因が環境の変化にあったとは考えられません。
ウトウトしたかと思えば、自分が発する「ノー」という大きな声に驚き、おまけに左腕は無意識のうちに大きく動かしベッドのへりを叩きつけていたのです。
夢の中で私は“チョーク”の練習をしていたので、そのような奇妙な行動をとったようです。
それだけ、今後の訓練に対する不安材料が大きかったのでしょうね。先が思いやられます。
日曜日と祝日、木曜日は食事を作ってくれるMさんが休みなので、昼と夜は店屋物になります。
朝食は、トーストと紅茶(お代わり自由)、それにヨーグルト、このヨーグルトですが、日替わりで味の違うものが出ます。
昨日の入校式に引き続き、本日は待ちかねていたアイメイト候補犬との運命の対面の当日になります。
午前9時から3階の会議室で行なわれた犬渡し式については以前の記事

で紹介させていただきましたので、ここでは割愛させていただきます。
“結婚式”を終えて居室に戻り“ハネムーン”を満喫しました。
日記には想像していたよりも犬がコンパクトであること、どんな性格の犬なんだろうと思いを巡らせている様子、きっと向こうも同じように考えているだろうことなどが記されています。
昼食までの時間、トリトンと二人きり居室で過ごす一時、何もわからない私は、よろしく頼むぞという気持ちを込めて、ただひたすら彼の体を撫で回していたものです。
しばらくすると、Sさんから声がかかり、昼食を摂るために食堂に移動することになりました。
この時点でトリトンの体にハーネスはまだ装着されていません。
リードのみなので、後ろからのSさんの指示に従っての移動になります。
昼食を済ませお腹もいっぱい、いよいよ、トリトンとの初めての歩行練習の時間が近づいてきました。
本日は同じクラスのHさんが最初に出発、その帰りを待ってからの練習です。
2時を過ぎた頃、Sさんから声がかかりました。
まずは階下の運動場に出て初めてのワンツータイムです。
その方法などが詳しく日記に記されていますが、ブログ上でもご紹介させていただいているので、こちらも割愛させていただきます。
ワンツーをさせるのも初めての試みなので、何が何だかわからないうちに“ワン”“ツー”の両方をトリトンはしてくれていたようです。
何度か同じ動作を繰り返すうちに、「ワンをしたな」「ツーを始めたな」ということも段々認識できるようになりましたが、最初の頃はリードから伝わる動きを判断するのに苦労しました。
無事にワンツーを終えたあと、ぎこちない動作でトリトンにハーネスを装着しますがかなり時間がかかってしまいました。
さあ、出発です。
私とトリトンが前を歩き、その後方からSさんが様々な上方や注意を与えながらの歩行が基本の形で、これは各コースのテストを除けば卒業まで変わることはありません。
初めてトリトンと練習に出た時のことは今でもよく覚えています。
とにかく私の動きや命令が滅茶苦茶ぎこちないものだから、トリトンも同じように滅茶苦茶戸惑っていたものです。
「なんでこの人と一緒に歩かなきゃいけないの?」
「Sさん、どうしてそんな後ろにいるの?」
「それにしてもなんか歩きづらいなあ」
彼の気持ちを言葉に変換すればこんな感じでしょうか。
次の土曜日まで歩くことになるAコースと呼ばれる2キロ弱の道のりですが、とてつもなく長く感じたことを覚えています。
以下に3年前の4月13日の日記を記し今回は失礼させていただきます。
【初めての犬との歩行練習をしてきた。
一つ一つの動作に命令をかけ、それに対してできれば賞める。この繰り返しで歩き進んでいくことになる。
横断歩道や信号のある段差の始まりと終わりでちゃんと賞める。、
段差があり、これから渡る場合は、
「コーナー、ぐっど!」」」「ストレート、ゴー、グッド!」
渡りきり、段差を上る際には
「コーナー、グッド!ゴー、ぐっと!」
ほとんどがこれらの繰り返しである。
途中、少し歩くスピードが遅くなった場合、自転車などの回避をしているので、それが分かった場合も賞めながら歩くことになる。
なんとか協会までたどり着き、ハーネスを着けたまま自分の部屋へ戻る。
ドアノブを指示し、ちゃんと場所を教えてくれたなら、そのノブを叩きながら賞める。
「ドアー、グッド!」
洗面台の下にある大きなステンレス製のボールを出して水をやる。
ハーネスを外してドアチェーンを装着し、リードを外しておしまい。
かなり疲れたが、上手に歩いている時の爽快感は何ともたまらない。杖もなく、人の手を借りずに、指導員が後ろから見ていたとしても実際自分で歩いている。
今日歩いたコースが、明日から歩くAコースとのこと。1週間付き合うコースは、S街道沿いのこちら側と向こう側を歩く単純なコースだが、車の騒音がかなりやかましい。
信号も幾つか渡るので、周囲の音に気を使わなければならない。
しかし、まだ犬との歩行に神経がいっているので、路面の状況や、周囲の雰囲気、信号の有無などを確認する余裕が全くない。
基本的なコースでこれだけの疲労感を伴うのだから、今は、それ以降のコースのことなど到底考えられない。
なので、あまり考えないようにしたい。
4時から犬の食事タイムである。
ボールに入れたフードに指導員が水を足し、座らせてから「ウエイト」をさせ、少し後に「OK」の声をかけると、ものすごい勢いで休むことなく全部たいらげる。
食べ終わった食器はたわしで洗い部屋の外に出しておく。
その後、ハーネスをつけて排泄に出向いた。今回はワンのみで、ツーは何度回ってもしなかった。
部屋に戻り今度は自分の風呂の支度に取りかかる。
浴室では、昨日同様、隣人のNさんが先に来ており、色々なことを話しながら用を済ませるが、体をこするタオルを部屋に忘れてきてがっかり。
トリトンは風呂の外にあるドアチェーンに繋いでおき(ハーネスはしたまま)、ダウンさせステイをさせる。
出てきてからは、ステイの声をかけなければならない。ちゃんとその体制で待たせてからドアチェーンとリードを交換し居室に向かう。
ただ、これらの行き帰りは、今のところ全て指導員のSさんがついてきて、様々な注意点を指摘する。
今日の行事は、夕食とミーティング、それに最後の排泄を残すのみである。
夕食は、とり南蛮そばで、始めに食えないとりをとってもらって完食した。
その後、トリトンに水をやり、8時からのミーティングに臨む。
ミーティングの内容を簡単に記す。
ハーネスの動きをこちらからしてはならない。全て犬の発する動きに合わせた行動が必要とのこと。
ハーネスを外して、リードの状態の時には、カム以外の命令後を出してはいけないとのことだ。
明日に備えて今日はもう寝ることにする。】
posted by ドスコイノブ at 09:00| Comment(2) | TrackBack(0) | トリトンとの日々
この記事へのコメント
訓練2日目で目の回るような忙しさですね。
いろいろな事に適応するのが鈍い私なので、逆の立場だったら挫けそうです。
指導員の方が常に一緒なら緊張感を保ったままの状態ですね。指導者とドスコイノブさんとトリトンの気持ちをひとつにする作業ですね。
このように訓練を重ねていくのですね。
Posted by ブルックス at 2011年04月30日 00:07
おっ、ブルックスさん、連続のコメントありがとうございます。(*⌒▽⌒*)
訓練当初、私はもちろんですが、トリトン、担当歩行指導員、みんなが大変な時期だと思います。
本文中に何度も書いていますが、歩行指導員の体力、精神力にはただただ脱帽です。その期待を裏切らないようみんな必死でしたね。
Posted by ドスコイノブ at 2011年04月30日 11:09
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