2011年04月23日

訓練日誌 4日目


皆さん、こんにちは。
早速ですが、本題に移りましょう。
4月15日の火曜日を迎えました。
朝食の席で、私達に向かって
「今日は快晴ですよ!」と、Sさんが元気な声で教えてくれました。
「よしっ、がんばるぞ!」と気合いを入れて練習の順番を待っていた私。
が、いきなりボケをかましてしまいました。
名前を呼ばれて
「はいっ!」
大きな返事と共に居室のドアを開けて歩き出した私に、
「○○さん、どうしましたか?ちゃんと靴に履き替えてください」
「あれっ?」
しっかり見ていたSさん、
練習に出る際は必ず靴を履いて出なければいけませんが、間抜けな私、サンダルのままスタスタと居室を出てしまったのです。
始め悪ければ終わり悪し、さい先でつまずき、顔に似合わず気が小さい私、その日は1日中、な〜んとなく落ち込んでいたように思います。
月曜日から始まった歩行練習前の基礎訓練、昨日は“スィット”を習い、新たに本日から“ウェイト”が加わりました。
このように、習得しなければいけないことが日々増えていくので、頭の中の隙間がどんどん狭くなってしまい、いつそのスペースがなくなってしまうか、今後に大きな不安を抱き始めていました。
年には勝てない?そんな甘いことを言っている場合ではありません。
自分の名前や住所を忘れてもいい、今はただここで教えてもらうことを脳裏に刻んでおかねばと、私なりに必死こいて、その時その時を噛みしめながら過ごしていました。
本日もAコースを歩いています。
コーナーの特徴やコース上に点在する店などを教えてもらいながら、少しずつ頭の中の地図を完成に向けて形作っていきます。
昼食を挟んで午後の練習です。
基礎訓練にまた新しい動作が増えました。“ダウン”です。
この日の日記に記されていますが、トリトンは“ダウン”の指示に素早く従ってくれませんでした。
私の指示の出し方、叱り方、賞め方などが未だ彼に対して正確に伝わっていない。つまり、2人の主従関係が確立されていないという証拠です。
再度落ち込みながら午後の練習に出ましたが、うまく歩けたという感覚がないまま協会に戻ってきました。
玄関を入ってきた私の表情が芳しくなかったのでしょうか、事務所から理事長が顔を出し、私に声をかけ励ましてくださいました。
そんなささやかな心配りは、単純な私を元気づけてくれるには十分過ぎる威力を発揮し、いきなり体の中から力が沸いてきたことを記憶しています。
訓練も4日目、トリトンに出会ってから3日目、24時間トリトンが傍にいてくれることにも少しずつ慣れてきたことが当時の日記からも伝わります。
今回もミーティングの内容を少し記させていただきながら失礼します。
最後の方に嬉しいことが書かれていますので、つまらないとおっしゃらずに最後までご覧くださいますよう心よりお願い申し上げ候。
【ストレートコーナーにつけてからバックを命じ、レフトなりライトのコーナーを指示するのは、確実に横断歩道のコーナーにつけたいと言う意味から行う。例えば、ストレートコーナーまで行かず、大腿の目測で右なり左のコーナーを指示した場合、横断歩道ではなく、駐車場の段差を教えたりする可能性があるからだ。
知っている道ならば、それでもいいかもしれないが、初めて行くようなところならば、確実性を求めた方が安全、かつ的確である。
特に、大きな交差点の場合はこのような方法をとるべきとのことである。
ストップをかけた時、すぐにハンドルから手を離さずに、少し間合いをおくこと。そして、ちゃんと賞めてやることが大切である。
今夜から館内の自由行動が認められた。たばこを吸いに行く時も洗濯に行く時も一人で行ってよいとのことだ。
ユーザーの責任が求められるようになったということで、ちゃんと命令と賞めることを怠ってはならない。】
posted by ドスコイノブ at 09:00| Comment(2) | TrackBack(0) | トリトンとの日々
この記事へのコメント
必死に歩行訓練をしていると褒めるのを忘れたりしそうですね。私だったら地図を頭に描くだけで他の事は出来ないとおもいます。すごいなぁーー。
Posted by ブルックス at 2011年04月30日 00:19
なんと!またまたコメントが!
ブルックスさん、こんにちは、お元気ですか?
叱ったり賞めたりという動作を自分のものにするのは本当に大変だと思います。もしかしたら未だにちゃんとできていないかもしれません。
私の気持ちがトリトンに伝わらなければなんの意味もありませんし、そんな気持ちのやり取りが叶うようになるまでは、たくさんの時間と経験の積み重ねが必要なのでしょうね。
Posted by ドスコイノブ at 2011年04月30日 11:16
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