2011年05月09日

訓練日誌 22日目 後編


皆さん、こんにちは!
今年のゴールデンウィークも終わり、本日からまた日常の生活に戻る方もたくさんいらっしゃることと思います。
まだまだ体がシャキッとしないかもしれませんが、体調には十分留意され元気にお過しいただければ幸いです。
では、本日は前回の続きになります。
【5月3日(土) 雨のちくもり
今日から3日間は、電車乗降の練習を行うという。
詳しくは聞いていないが、午前と午後では利用する電車の路線が違うようだ。
例えば、午前にC線だとしたら、午後はS線といった感じになるのだろう。
昨日からの雨も上がっておらず、カッパを着ての出発になるだろう。
それに伴い、電車内の床も濡れており、トリトンを伏せさせるとかなり汚れてしまうかもしれない。
どのような条件下でも歩けるようにという意味からも、このような天候の中での練習も、いずれ役に立つことがあるだろう。
今日もトリトンは元気そうだ。きっと、上手に俺を導いてくれることだろう
午前中の練習を終えて帰ってきた。
今回はC線の電車乗降とバスの乗降練習を行なった。
まず、協会から車でK駅まで移動、車から降りて、駅構内を歩き、切符売場を目指す。
売場付近と思われるところで「きっぷ」の指示を出し、券売機の台に鼻先をつけさせる。
右手で券売機を確認後、ハーネスから左手を外しアイメイトを座らせ切符を購入する。
次に、改札口の方向に視符を出しながら「かいさつ」の指示を出し、自動改札の切符投入口に鼻先をつけさせる。
カード専用の場所に鼻先をつけたとしたら、左、あるいは右に方向を変えてもう一度探させる。
切符を投入口に入れながら「ゴー」で一緒に改札を抜ける。
その後、エスカレーターや階段を利用してホーム上に出るが、少し前方に歩かせてから停止することがポイントになる。
これは、すでに電車が入線していた場合、犬はすぐに乗りたがるため、ホーム上を少し歩かせ、ユーザーの希望の位置で乗るようにするためである。
左の点字ブロック側のホームに入線する電車を利用する場合は、ハーネスから手を外し左側を向かせて座らせる。
逆に反対側の電車を利用する場合は、右側を向かせて座らせ、電車の侵入と同時に「ゴー」で右側の点字ブロックにつけさせる。
電車が止まったら必ず右側のドアを指示する。
これは、左側のドアを利用した場合、使用者が電車側に位置することになり、ホームと電車の間に足を落とす恐れがあるからだ。
左側に行こうとした場合はすぐにチョークして叱りやり直しさせる。
ドアが開いたら、ユーザーが右足で乗降口を確認し、「ゴー」の指示と共に犬と中に乗り込む。
車内に乗り込んだら「チェアー」の指示を出して椅子を探させる。
使用者が座った後に「はいって」の指示で犬を足下に伏せさせる。
尻尾は他の乗客に踏まれないよう、使用者の足の内側に収める。
降りる駅が近づいてきたら、「ドア」の指示で降り口を目指す。
車内から降りるときも、「ドア、グッド」に引き続き、「ゴー」の指示で犬と一緒にホーム上を目指す。
電車とホームの間隔が開いていることを考慮し、なるべく足を前の方に着地させることが重要となる。
電車から降りて右側に進ませる場合は、すぐに「ライト」の指示を出さず、降りた方向に少し歩かせてから指示を出すことが大切で、これは左側通行を徹底する意味からだ。
数回同じ練習を繰り返した後、駅を出てバスを利用し教会近くの停留所まで行った。
「バス」の指示で停留所を探させるが、今回、トリトンはバスに乗るのは初めてとのこと、数回にわたり練習を繰り返した。
バスに乗る時は、電車同様、「ドア」の指示でステップの手前につけさせる。
「ゴー」の指示と共に犬と一緒にステップに足をかけ車内に乗り込む。
空いていそうならば、「チェアー」の指示を出して空席を探させる。
降りる時は、電車のそれと同じように「ゴー、ドア」の指示で降り口を探させる。
ステップに足をかけたら「ドア、グッド」で賞めゴーの指示と共に一緒に降りる。
午前中は雨が降っていたせいもあり、、気分的にも少し慌ただしい中の練習だったように感じている。
午後はKAさんというインターンの女性が指導員としてS線の電車の乗降練習にあたるという。
様々な指導員に習うことで、広く知識を吸収することができるのはとてもありがたいことであり、今回もどのような注意を受けるか、少し楽しみでもある。
ソノ午後の練習を終えてきた。
KAさんによる初めての歩行指導、基礎訓練から、細かなところまで見てくれており、Sさんにいつも言われていることと同様の注意を受けた。
午後はS線の乗降練習で、Bコースで利用した駅を目指して歩いた。
、午前中と同じように、「きっぷ」と「かいさつ」の指示で改札内に入りホームに降り立つのだが、それぞれの手順がまだ身についておらず、少しずつ戸惑いながらの行動となった。
もちろん、電車乗降の練習自体も非常にぎこちなく、ある程度の反復練習が今後必要になるだろう。
今回、KAさんから受けた注意点で最も参考になったことは以下の通りだ。
犬が発する動きに逆らわずついていくという基本ができておらず、俺が先に動いてしまう傾向があり、その結果、犬にちゃんと仕事をさせていないということだ。
犬の能力を引き出すためにも大変重要なことで、少しの時間ではあったが、これらの欠点を的確に指摘してくれるKAさん、きっと立派な指導員となり、優秀なアイメイトを世に送り出す日も遠くはないだろう。
本日も無事に練習を終えることができた。
このところ、毎日のように2回から3回トリトンと遊んでいる。そして、俺の膝の上に顎をかけて眠るのが日課になりつつある。
そのしぐさは、なんとも言えず可愛いもので、体全体をこちらに預けてその体温を送り続けてくれる。】
posted by ドスコイノブ at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | トリトンとの日々
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/44967592
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック